この度、平成22年11月27日(土)・28日(日) の2日間、熊本県立劇場(熊本市)におきまして、“日本子ども虐待防止学会第16回学術集会くまもと大会”を開催する運びとなりました。
本大会は、「未来へ歩む子ども達を守ろう」をスローガンに、熊本から最新・最前線の情報を発信するとともに、全国の取り組み、研究成果を地域の財産として受け継いでいくことを目指します。また、県民の皆様に情報交換・交流の機会を提供し、子どもの虐待防止意識を互いに高め合うことを目指します。すなわち、「くまもとから投げかけ、くまもとで受け継ぎ、くまもとから拡げる」を合い言葉に、大会実行委員一同、精一杯頑張って参りますのでよろしくお願いいたします。
プログラムは今後、詳細をお示ししますが、「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)を巡る諸問題」、「虐待防止問題における児童相談所の役割」「里親制度を巡る問題」「被虐待児の脳の発育」はじめ、シンポジウム、講演、分科会、一般演題ほか多彩なプログラムを用意しています。同時に、多忙な学会会期の合間にもひとときのくつろぎの時間を過ごしていただけるよう、“Compact & Hospitality (おもてなし)”のコンセプトをもって、喫茶コーナーや語らいの場を設けます。
大会前日の11月26日(金)夕刻には、私ども実行委員会主催でプレ企画をお送りします。これは市民公開講座として開くもので、「子どもの虐待防止活動について」の紹介と、落語家三遊亭歌之介師匠による「江戸小咄にみる親子の情について」の講演、「親子をテーマにした落語」をお楽しみ頂けます。
皆様にはぜひ本学術集会にご参集いただき、子どもの虐待防止のために共に考え、語り合っていただきますようお願い申しあげます。この学術集会が熊本県内及び全国の子どもたちの幸せにつながっていく一つの契機となることを願ってやみません。
それでは、実行委員一同、皆様のご参加を心よりお待ち申しあげております。 |