富田紘一先生
黄葉に木々が染まる爽やかな晩秋の早朝、美味しい空気を吸いながら熊本城の魅力を全身で体感しませんか。
日本三名城の一つに数えられる熊本城は幾重もの石垣の上に天守や櫓が聳える景色は壮観です。
それは石垣の間を登り、天守前に達する迫力も素晴らしいのですが、本丸の石垣の外側から仰ぐ眺望も味わいがあります。それぞれのウオッチングポイントから望む景色はまた特別です。
今回は特別に、熊本城の歴史と魅力案内人と自負する熊本市文化財専門相談員 富田紘一先生のガイドで早朝の熊本城を楽しむコースを企画しました。是非ご期待ください。
集合時間 2010年11月28日(日)
7:00(解散は8:00) 小雨決行
集合場所 熊本市民会館近く 加藤清正公銅像前
服  装 1時間の散策に適したスタイル、帽子は必須アイテム
◆ コースの見所
(1) 御幸橋 加藤 清正公銅像
(2) 備前堀に映る飯田丸五階櫓
(3) 坪井川越の長堀
(4) 守城将軍谷千城銅像
(5) 高石垣の上に聳える櫓群
(6) 木の間がくれの天守閣
(7) 加藤神社これぞ熊本城一眸
加藤清正公銅像へは
熊本交通センターより徒歩5分
市電熊本城前より徒歩5分
 
 
1
加藤 清正公銅像
熊本城を築城し、肥後国をひらいた加藤清正公は熊本では神として祀られています。この銅像は高橋鎮夫氏の作で昭和54年に建設されたものです。熊本には加藤清正公像として、島崎三賢堂の朝倉文夫氏作・本妙寺上の北村西望氏作もあります。
 
2
坪井川越の長塀
熊本城の堀の役めをした坪井川越しに直線でつづく242メートルの長塀は、熊本城に一本の筋を通しています。
 
3
備前堀に映る飯田丸五階櫓
平成の大復元で甦った飯田丸五階櫓、ウオッチングポイントから観ると堀りの水面にもう一つの五階櫓が望めます。
 
4
守城将軍谷干城銅像
名城熊本城に立て籠もり、1万の薩軍の猛攻を3000の兵で凌いだ名将、今も熊本の町を見守っています。
 
5
高石垣の上に聳える櫓群
熊本城の名城たるゆえんは見事な石垣にあります。
その石垣の裾から見上げた櫓群の壮観は他の城郭では味わえない目の料理です。
 
6
木の間がくれの天守閣
熊本城は現在では多くの緑で覆われています。
その木の間にチラッと顔を出したウオッチングポイントです。
 
7
これぞ熊本城一眸
深い空堀、熊本城最高の石垣、加藤清正公以来変わら
ぬ雄姿の宇土櫓と背後の天守が一眸の絶景は、加藤神社の鳥居の脇のお立ち台です。