TOP > 6. 広告掲載ルールBook > 2. 広告は100%イラレ、AIとPDFは保存形式が違うだけです

広告は100%イラレで作られる。
AIとPDFはイラレの保存形式の違い

商業広告はほぼ100%アドビー(Adobe) 社の グラフィックソフト、イラストレーター( ilustorator:略してイラレ)で作られます。ファイルの拡張子が ai(えーあい:Adobe ilustoratorの略 ) なので、エーアイ ファイル(略してエーアイ)とも呼ばれます。

「イラストレーター」や「フォトショップ」などAdobe社のアプリを使うには毎月ライセンス料を支払う契約が必要です。専門家向けの特殊なアプリケーションです。※研究職の方にはイラレを日常的に利用される方も少なくありません。

広告主から入稿する広告ファイルは エーアイ(ai)または PDF です。ごく希にPPTやWordでつくられた広告もありますが・・・

PDFは印刷状態を保持したファイル形式として広く利用されていますが 元々 はイラストレーターから印刷装置への出力ファイル保存形式の一つです。PDFはイラストレーターと同じAdobe社が制定したファイル形式で、PDFとイラレは元々同じものです。現在はイラレだけで無く、あらゆるアプリからPDF形式で保存ができます。

広告aiファイルには配置画像があります。

エーアイファイルが素人に解りづらいのは一つの広告が複数のファイルで構成されている事です。広告台紙に該当する エーアイファイルは1つですが紙面に配置されている写真やロゴの数だけファイルがあります。画像ファイルにはたくさんの種類があり、主な形式はpsd(フォトショップ)や jpg、eps などです。

広告はそれらを1点残さず全て入稿する必要があります。MR様から入稿したデータから拡張子が ai となっているファイルだけを入稿される事務局が多くあります。

他方で配置画像を埋め込んだエーアイファイルの場合もあります。これですと1つのファイルで完結します。※配置画像が無い広告は1つのファイルです。

画像を埋め込むときれいに印刷されない障害が発生する事があり、写真が多い広告では埋込みエーアイファイルは使われません。実際に広告印刷で写真が欠落したり歪んで印刷される事故は少なくありません。

オフセット印刷用PDFで保存された広告ファイル

それではPDF形式で保存された広告ファイルならどれでも安心かというとそうではありません。オフセット印刷用に保存されたPDFで無いとダメです。

イラレからオフセット印刷用に書き出したPDFが[ PDF/X ]です。X(エックス)の後にはバージョン番号が付きます。現在は1a 、3、4 の3種があります。※印刷環境で異なり、最も安全なのは 1a です。

しかしファイルの拡張子は同じ .pdf だけなので外見からは見分けがつきません。オフセット印刷用PDFであるかどうかは Acrobat Proと言う専用ソフトで解析します。他方で全ての広告がエーアイからPDF/X-1aなどオフセット印刷用PDFとして保存できる訳ではありません。

配置が複雑なものや透明効果があるとPDF化できません。しかしその場合でも印刷確認用に低解像度のPDFを付ける事が多いです。

広告ファイルは入念なチェックが必要です。

広告ファイルは印刷の専門家に依頼して細かくチェックする必要があります。問題となる事が多い事例としては

▲ TOP